真の問題は少子化ではなく、高齢化。

少子化問題の解決のためにはヤンキー文化の保護育成が必要
活力ある成熟社会を目指せ…超少子・超高齢時代
などなど。
以前、
国家崩壊へのカウントダウン
なんてのも書きましたが、この数年を無駄にした、どころか状況悪化を招いた以上、ここから数十年は出生率増加による労働力確保は不可能になったわけです。
従ってこれから「少子化対策」という時には、「少子化を防ぐ対策」ではなく、「少子化に耐える対策」ではなくてはならないんですね。
その観点からすれば、真の問題は少子化ではなく、高齢化のほうにあります。若者がどうこう、という前に老人をどうするのかを決めねばなりません。
経済を縮小したくなければ、大量の移民を受け入れねばならないでしょう。その準備はできているのか? 僕には全くそう見えません。むしろ逆です。
では、縮小した経済をどう回していくのか議論はあるか? 否。未だ中高年層の頭の中にはバブルのお花(やっぱりチューリップか?)が咲いているように見えます。
これからどの方向へ進むのか。今年こそきっぱり決めねばならないでしょう。さもなければ、矛盾する政策群によって税金と努力は相殺水の泡と消え、疲弊につぐ疲弊が日本に訪れるのではないかと思います。