2011-01-01から1年間の記事一覧

低線量被曝による鼻血について考える

ごく簡単ですみませんが、ツイッターよりは多少ましということで失礼します。 まず、事故直後の鼻血は、関東圏の汚染程度であれば、機序からして、被曝による血小板激減や、白血病からのものである可能性は極めて低いと考えられます*1。 いろいろな解説にあ…

児玉演説があきらかにした「100mSv以下は大丈夫」の欺瞞

特にインターネット上で、東大アイソトープ総合センター長、児玉龍彦氏の参考人演説が大きな話題となっています。動画や http://www.youtube.com/watch?v=eubj2tmb86M ノートテーク http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/8f7f0d5f9d925ebfe7c57aa544efd862…

児玉龍彦先生演説の英訳版をつくりました

zfishさんの呼びかけで、児玉龍彦先生の衆議院での演説を、守田さまの以下のノートテークに基づいて英訳いたしました。 衆議院厚生労働委員会 「放射線の健康への影響について」 児玉龍彦教授発言 7月27日 http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/8f7f0d5f9d…

学会声明をもう一度、考えなおそう

その時別に四人連れの登山者が登山道を上りかけていたが、爆発しても平気でのぼって行ったそうである。「なになんでもないですよ、大丈夫ですよ」と学生がさも請け合ったように言ったのに対して、駅員は急におごそかな表情をして、静かに首を左右にふりなが…

書評・生命の研究はどこまで自由か

開店休業状態ですが、ひさびさに更新。生命の研究はどこまで自由か――科学者との対話から作者: ぬで島次郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/02/25メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 31回この商品を含むブログ (3件) を見る生命の研究、と題打…