そして腕力

最終弁当先生からも微妙に言及いただき、恐悦至極。権力とは暴力執行能力のことである、という話をおいても、確かに「腕力」は特に学術において軽視されすぎですね。
何度も書いてますが、僕は男女の社会的な差を形成する最大の要因は「腕力」だと思っています。脳の遺伝子だの何だの持ち出す必要はほとんどないかと。
握力と腕力は微妙に違いますが大まかには近似できるとすると、成人男性のそれは約50kg、成人女性は30kgです*1
約1.7倍ですよ。腕力が1.7倍の相手に囲まれているというのはどういうことか。例えば50kgの1.7倍だと85kgですか。確かK-1の秋山選手が85kgでしたかね。極論ですが、世の中の半分が秋山選手みたいだったら平均的男子の皆さんはどう感じるでしょうか。
行動様式、思考様式も大分変わってくるのではないかと思いますが、いかがでしょう。
例えば生物学においても単純にオス、メスで比較するのではなく、筋力や体の大きさなど、付帯状況を十分に加味しなくては妥当な結論は得られないのではないか、と思います。