対晶上陸作戦第2次しおり(ブークマ)作戦

最近よく図書館に行くので、すでに溢れているであろうネタでちょっと書いてみた。
栗本薫オーウェルにささぐ(もちろんヒラコーも)。

諸君、私は本が好きだ
諸君、私は本が好きだ
諸君、私は本が大好きだ

新刊が好きだ
古本が好きだ
単行本が好きだ
文庫本が好きだ
稀覯本が好きだ

書店で
図書館で
茶店
書斎で
公園のベンチで

この地上に存在するありとあらゆる本が大好きだ

待ち望んだ新作が好きだ
高々と書店にならんでいるときなど心がおどる

黒々とした活字が好きだ
真っ白い紙面に並ぶさまなど胸がすくような気持ちだった

古本の片隅に書かれたメモが好きだ
同じツボをついているときなど感動すらおぼえる

自分が書いたかのように文章が心に入ってくるときなどもうたまらない
紙とインクの清潔な香りにつつまれるのは最高だ

話題の新書がブックオフに叩き売られたのを
5分で立ち読み完了する時など絶頂すら覚える

黄ばんだ稀覯本のページが好きだ
中抜けしているさまはとてもとても悲しいものだ

座右の銘にした本が好きだ
アマゾンで1円になっているのは屈辱の極みだ

諸君 私は本を バイブルの様な本を望んでいる
諸君 私に付き従う本好きの諸君 君たちは一体何を望んでいる?
更なる本を望むか
糞の様な本を望むか?
名状しがたく慄然たる例の書のような本を望むか?


本!! 本!! 本!!


よろしい ならば本だ

だが、ハヤカワ文庫の書棚でグイン・サーガの巻数に耐え続けて来た我々には
ただの本ではもはや足りない!!
大本を!! 一心不乱の大本を!!

我々はわずかに小数
テレビ人口に比べれば物の数ではない
だが諸君は一騎当千活字中毒だと私は信じている
ならば我らは諸君と私で総兵力100万と1人のビブリオマニア集団となる
我らを忘却の彼方へと追いやり、液晶ジャンキーを叩きのめそう
髪の毛をつかんで引きずり下ろし 眼(まなこ)をあけて思い出させよう

連中に背表紙を思い出させてやる
連中に奥附を思い出させてやる
本には奴らの哲学では思いもよらない官能がある事を思い出させてやる
1000人の活字中毒の集団で 世界を原稿で埋め尽くしてやる

目標 DS

対晶上陸作戦第2次しおり(ブークマ)作戦 状況を開始せよ

征くぞ 諸君

読書だけでなくハードとしての「本」も好きな人間が書くとこんな感じになりますね。