天才は好きですよ
先日もMAGMAのライブにいってきましたが、怪物のものすごい自己表現を観ると感動を通りこして笑いがこみ上げます。チャーリー・パーカーやらマイケル・ブレッカーもそうですが、すごすぎると笑うしかないですよね。
ただ、芸術やスポーツと違って、社会や組織の運営というのは天才やカリスマに頼らない仕組みをつくることが大事です。
だからもし「知的エリート」を自任するならば、「知的エリートに頼らない社会」作りを考えていかなくてはならない。
それができる人こそが真の「エリート」ではないかと思うし、これからのリーダーにふさわしいんじゃないかな。
もちろん才能というのは素晴らしいし、なによりこの仕組みをつくっていくこと自体がものすごく大変な仕事なので、その過程で「天才」を発揮する場面はいくらでもある。永遠に終わらない仕事かもしれません。
決して才能不要論ではないですよ。むしろ、あらゆる才能や資質をどう活かすかという問題。