博士ネットワーク・ミーティング@京都、終了しました!
いやー皆様、お疲れ様でした。
予定を超える40名の参加者を古都でお迎えした本ミーティング。
私が不慣れな点も多く、スタッフやお手伝い頂いた院生、そして参加者の皆様方に支えられてなんとか形にすることができました。
皆さんのご専門を一部ざっと書いてみるだけでも、
- 分子生物学は勿論、
- バイオインフォマティクス
- 素粒子物理学
- 情報科学
- 火山物理学
- 生態環境
- 文化人類学
- 科学技術社会学
- 科学教育
- 行政学
- 業務効率化
- 理論創薬
- 化学工学
- 神経科学
- 古書店経営
- ジャーナリスト
- etc, etc...
とまあ、雑食ここに極まれりといった風情。
会でも話したように、日本語の「科学」の由来は「分科の学」。サイエンスは日本に入ってきた時点で、百鬼丸の五体の如くバラバラに細分化されていたわけです。
それを一つ一つつなぎ止め、全体を取り戻す。ホーリズムってことじゃあありませんよ。
科学というのは根源的に還元主義で、そこは仕方がない。ただ最後には人間の想像力で世界を再構成しなくてはならないということですね。
ディスカッションはパネリストのお三方のベクトルの違いに翻弄されつつ、その多様性から学べることは多いなあと個人的に得心しました。
とはいえ、この議論が一時間やそこらで収まるはずもなく、いずれテーマを絞って再チャレンジしたいところです。
ネットワーキングでは古都の銘菓をいただきつつ、京町家の風情漂う畳の上でお茶を飲みながらの歓談。名刺が足らないというお声もいくつかいただきました。
30分ほど延長し、名残惜しくもお開きになりました。
開催側として反省点は多々ありつつも、皆さんのおかげで有意義な会にできたのではと思います。
スタンドアローン・コンプレックス的、自在なネットワークを目指して今後もちょくちょく仕掛けていこうかと思いますので、皆様なにとぞよろしくお願いいたします。
内容のご感想はid:yun__yunさんはじめ、id:Hashさん、黒影さん等、参加者の皆さんのオフレポを参照いただきたいと思います。
ちなみに、会場の雰囲気はこんな感じ。素晴らしく美しい町家でございました。ちおん舎さま、ありがとうございます。