セント・バーナードとチワワの違い

A Single IGF1 Allele Is a Major Determinant of Small Size in Dogs
私も犬の同一種内でのあの大きさのバリエーションには昔から興味があったのだけど、やっぱり調べている人がいたか。
今回はIGFインスリン様成長因子)における変化が小型犬に共通ということで、まあ妥当な結果かと。
人間でもGFおよびIGFは小人症あるいは巨人症の原因因子だし、とりあえずは納得です。
とはいえ小型犬の体格はただの成長不全とは異なるわけで、IGFがトリガーだとしてもその後の成長・成熟の調節も相当変わっているハズ。だから今後単にIGFをいじって小型化しようとするのはよくないと思います。誰かその内やりそうですけどね。
犬の多様さにはとても興味がありますが、実験に使う気になれないので私には向かないテーマです。