何だか愛に満ち満ちている日本

恋人選びは『好意』ではなく『セックス』で決まる。ゆえにすべての恋愛論は、『愛情論』ではなく『欲望論』である。
まあ「性的」要素が絡むからこその「恋愛」だというのはその通りで。ただそのほかは「愛」も「恋愛」もたいして変わらないかと。「愛」だって見返りを求めがちなのは「愛国心」騒動を見れば一目瞭然。そもそも恋愛に「両思い」が推奨されるのはそれこそ「恋愛資本主義」によるもので、古来より「片思い」だって立派な「恋愛」だったはず。
まあ、人間関係を継続するためには、「愛」だろうと「恋愛」だろうと「ギブアンドテイク」が成立していなければ難しい、ということはあるでしょうが*1。。
愛国心とワールドカップ
しかしまあアレですね、サッカーにしても子供にしても恋人にしても国にしても、「愛」を持て、どころか「愛し方」までいちいち口を出される世の中てのは、かないませんな。

*1:ちなみに、女性の方がリスクが高いのは、「自分より腕力的に強い相手」と性的に付き合うことを考えてみればすぐ分かるでしょう。あとは、「入れる」ことと「入れられる」ことの違いとかね。http://d.hatena.ne.jp/sivad/20060507#p2