非モテと多様化。

ブックマークではやや食傷気味の非モテネタですが、ちょっとだけ。http://d.hatena.ne.jp/rangelife422/20051108/p1#c
公的領域におけるルッキズムはガシガシ否定すべきですが、私的領域において外見が人の感情を左右すること自体を否定するのは難しいです。これはもう犬猫ですらそうなのですから、視覚に特に頼っている人間ではどうしようもない。
僕としては、ここでも必要なのは「多様性」であると思います。例え外見に左右されるにしても、一元的な基準があるかどうかでその重みは全く変わってきます。
つまり「外見は重視すべきだが、ファッション(流行り)は重視すべきでない」ってことですな。
追記:レスポンスを戴きました。
http://d.hatena.ne.jp/rangelife422/20051112

私は多様性を認めるのであれば、『外見を重視しない』という方法も認められて然るべきだと考えます。

勿論その通りです。しかし、公的領域において『外見を重視しない』自由が認められることは、私的領域において「モテ」が得られることではありません。
この辺、なんだかフェミニズムや禁煙問題と似てきますね。
公的領域における権利獲得と、私的領域において他者に受け入れられることとは区別したほうがよいのではないかと思います。