研究と学部教育

話は少し変わりますが、最近は研究の世界でも、社会とのコミュニケーションを大事にしよう、と大合唱です。エライ先生方も、研究業界外との接点を大事にせよとおっしゃいます。結構なことです。
が、しかしながら、同じ先生が学部教育を明らかに軽視していたりします。
この矛盾にそろそろ気づくべきではないでしょうか。
大学が社会と接する最大の機会は学部教育なのですよ。退屈な授業、独りよがりな講義を受けた学部生は数年後には社会人になっているのです。社会に大学を支持してもらいたい、社会との接点を大事にしたい、というならまず何よりも学部生とのコミュニケーションを重視すべきなのです。
ってまあ、ポスドク風情が言っても始まらないんですがね。。