ET占い

http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20050726経由。
『広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由』広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックスのお話。未読なんですが、ちょっとイヤな理由を思いついてしまいました。
もちろん本書の中でも触れられているのかもしれませんが。。

高度な文明は生き残れないから

スクリーニングで欲しい変異体が取れない時は、リーサル(致死変異)を疑うのは基本ですからね。
かなり後ろ向きですが、ありえる理由じゃないでしょうか。人間だって宇宙に発信できるレベルを何百年保てることやら。。

追記
おっとと。。ウィキペディアに当然のごとく載ってましたね。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F

そして、この宇宙に存在する文明の多寡を決定付ける要素は、文明の存続期間(言い換えると技術文明が自滅を避ける能力の大小)であるとしている。

ふむふむ。然り。

上記にならって、ドレイクの公式N = R* × fp × ne × fl × fi × fc × Lに試しに数字入れてみましょう。

N = 10 × 0.5 × 1 × 1 ×0.001 × 0.01 × L

ne :1つの恒星系で生命の存在が可能となる範囲にある惑星の平均数 と
fi :発生した生命が知的生命体にまで進化する割合
を少し低めにしてみました。
すると

L = 20000 × N

ですか。
さて、Nが平均1、つまりどの銀河でも最低一つは地球型文明が存在するなら、今の文明は2万年持つことになります。やりぃ。
逆に、他の銀河に文明が見当たらない、ということになると、Lはどんどん短くなります。仮に100銀河に一つだとすると、L = 200。あと150年ほどって計算になりますね。
なるほど、地球外文明を必死に探す理由がよく分かります。人類の未来をかけた壮大な占い、というわけですな。
てなわけでディスカバリーおめ!