日本をグーグル化する5つの方法

やたら流行りのようですが、究極の自己啓発といえばライフ八苦だけに「八正道」で決まりでしょう。
それはそうと、日本屈指の知性が自分ハックばかり説いてるんじゃあつまらない。せっかくならジャパンハックくらいのことは言ってもらいたいもんです。
でまあ、件の本はまだ読んでないのですが、思いつきで以下、「日本をグーグル化する5つの方法」。

1.科学的思考を身につけよう
グーグルが博士号を重視するのは、「地頭」の良さのみならず博士号取得によって訓練された科学的思考や探求の方法に意味があるから。単に処理するだけではない、主体的で頑丈な思考。
科学的探求のプロセス自体を学ぶべく「科学教育」を推進しましょう。


2.ミッションを定めよう
「世界政府のやるべきこと」だとか「邪悪なことはしない」だとか。実際のところどこまで本当かは知りませんが、少なくとも多様な知性をまとめるには大まかな「向かうべき方向」と、「向かってはならない方向」を決めておくというのはうまいやり方です。
まあこれはグーグルだけではなくアメリカそのもののやり方でもあるのですが。日本はどこに向かい、どこに向かわないのか。それがないとせっかくの「努力」も分散してしまいます。


3.柔らかくクラスター化し、並列化しよう
グーグルは組織がフラットだとはいいますが、流石に現在の規模になれば一人一人バラバラというわけには行かず、プロジェクトやテーマごとにクラスター化しているでしょう。
とはいえおそらくそのクラスターはガチガチの序列が付いているわけではなく、また各クラスター間の壁も柔軟なものだと考えられます。
日本も各層の利益調整と情報交換のためにはある程度のクラスター化が必要だと思いますが、その序列や壁は柔らかいものでなくてはなりません。


4、うまいメシが食えるようにしよう
グーグルはうまいメシが食べ放題で有名ですが、確かにジャンクフードを一気にかっこんでばかりでは豊かなアイデアとはいかないでしょう。別に贅沢じゃなくとも、誰もがメシくらい良いものをゆっくり食える。そのくらいのことを目指せない国ではないでしょう。


5.一日の20%を自分のプロジェクトに使えるようにしよう
グーグルのこれも有名な20%ルール。やるべき仕事があるのは仕方ないとして、文化やアイデアで勝負したいのなら一日の20%くらいは自分の「活動」や「ライフワーク」に使える世の中にしてみるのも一興でしょう。もちろんそういうところから生まれた「芽」をうまく育てる人や仕組みも重要です。

どうですか弾さん勝間さん。無理ですかこういうの。