中二病の分子メカニズム

神経科学:不安な若者
マウスの実験ですが、成体においてストレスに応答し不安を抑制する役割を持つTHPと呼ばれる神経ステロイドが、思春期においては逆に不安を増大させる効果を持つらしい、ということです。
効果は逆であっても分泌反応はそのまま、つまり思春期ではストレスを受けるとTHPが分泌され、不安を増強する正のフィードバックが働いてしまうことになります。
そりゃあ「黒歴史」が生まれるわけだ。
ということはこのTHPを阻害するクスリで中二病が軽減できる・・?
まあそれだけではないのでしょうが、少なくともあの「わけのわからない不安」は多少軽くなるかもしれませんね。