〜学的思考
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50309212.html
「経済学的思考のセンス」ASIN:4121018249。なかなか面白そうな本です。
dankogaiさんによると
pp.223
「経済学的思考のセンスがある人」とは、インセンティブの観点から社会を視る力と因果関係を見つけ出す力を持っている人だと筆者は考えている。
「因果関係を見つけ出す力」というのは、経済学のみならぬ科学的センスといっていいだろう。だから、経済学を特徴付ける視点とは、インセンティブの目であるといってもいいかも知れない。
ということらしいです。なるほどなるほど。
経済学的思考=人はインセンティブによって動くという原理を用いた思考
=人は得をするように行動するという前提での思考
こんな感じでしょうか。
では我らが生物学的思考とはどんなものでしょう。
生物学には確かに記述と結果論が多いですから、確固とした理論基盤があるとは言いにくいですね。とはいえ、やはり挙げるなら「進化論的思考」となるでしょうか。
変化、淘汰、適応を前提とした思考。
上の例に合わせると、
生物学的思考=ある環境において得をするように行動した者が生き残るという前提での思考
てな感じでしょうか。
ただし、より進化論的に正確にいうならば、
生物学的思考=変化する環境に適したものは勢力を増し、致命的な失敗をした者は淘汰されるという前提での思考
が正しいのです。長ったらしいですけどね。
そういえば、経済学的思考の方でも実は正のインセンティブより負のインセンティブの方が強いという見方もあるようで、そうなると
経済学的思考=人は損しないように行動するという前提での思考
の方がいいんでしょうか。。
他にもいろいろと〜学の思考基盤てのを考えてみると面白そうですね。