座敷学者

結局、大学人が生きる道は二つしかないってことでしょうね。

  1. 「役に立つ」研究、教育をする
  2. 「芸人」になる

学者と芸人は座敷に呼ばれてナンボという言葉をどっかで聴いたような気がしますが、「役に立たない」研究や講議ってのはつまり「芸」なわけです。客に見て聴いてもらってナンボです。
内田氏なんかはその点、立派な「座敷学者」、といえるでしょう。そういう人がどのくらい世の中に必要か、というのはその社会の文化次第です。
昨日も書いたように、日本にはそういう「芸人」を尊重する文化はあまりありません。しかし、昨今のお笑いブームとその定着度を見ると、仕掛け次第では改善は可能だと思います。
大学が吉本から学ぶべき時が来ているのかもしれませんね。