ふむふむ

http://kiri.jblog.org/archives/001129.html#more
http://www.asvattha.net/soul/index.php?itemid=361
面白いですね。とりあえずクリップ。
ナベツネさんについて思うことは、「古いタイプの教養」がほぼ完全に無効化したってとこでしょうか。旧式インテリの終焉とでもいいますか。
失脚しつつある指導者層は、胡散臭いながらもあるタイプの「教養」なり「哲学」を持っていた人たちのように思います。良くも悪くもその「哲学」が日本を駆動してきたし、その「哲学」を駆使できること自体が彼らの優位性を生み出してきたのではないでしょうか。
それがもう、通用しない。老人の繰言として流されてしまうようになっては、人も組織ももう思い通りにならないのです。
ただ問題は、ソレに変わる「新しい教養」が確立されていないことでしょうね。散発的な知性は確かに存在しますが、「権威」に達するにはまだまだだし、それ以上のスピードで偽知性も成長、増殖しています。
果たして、「知性」が間に合うか。恐らくここからはスピードの勝負になるんでしょうね。