大学院はてな

なんか久しぶり?
http://education.guardian.co.uk/higher/research/story/0,9865,1323975,00.html
2004年度の自然科学系ノーベル賞は全てアメリカの研究費によるもの。
まあそうなっちゃいますわなあ。日本としてはどう尻馬に乗るか、ニッチを狙うか。。

http://www.asahi.com/edu/nyushi/TKY200410160329.html
さらに。法科大学院志望者激減だそうな。まあ正しいんじゃないでしょうか。これで指導能力のないところはさっさと閉鎖するでしょう。まあひとサイクル回ったあたりから講師の数も増えて、またぞろ予備校化するんでしょうな。にしてもこれ以降も合格率あげないんだったら、ほんとロースクール意味不明なわけですが。
あとは、普通の大学院も志望者減るべきなんでしょうけどねえ。なまじカネが目的じゃない(と思ってる)人達が多くて大変です。
読売の方では
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041008i416.htm
「多額の借金を背負えば営利優先にならざるを得ない」ってありますが、実際は逆でして、儲からないところには儲かろうとしない人、儲からなくても平気な人が集まってくるのです。だから奨学金が貸与だとカネの亡者ばかりになる、というのは間違いです。むしろ商売っけがなくなって困るんじゃないかな。
追加
御大ウチダ氏も

法曹にはさまざまな知的資質が期待されているが、そのうちの一つは「社会の変化の趨勢を見通す力」である。
めまぐるしく変化する社会情勢に適切に法条文を解釈適用するためには、歴史的趨勢を見通す能力は不可欠である。

とコメントしておられるようです。http://blog.tatsuru.com/archives/000451.php
とはいえ、どちらかというとこれは立法行法に必要な資質のような気もしますね。あんまり調子よく解釈をヒョイヒョイ変えられては司法の意味がありませんし。無理矢理解釈するよりは、法律変えましょうよ。