中曽根問題の二重の誤り

そういえばこないだ中曽根氏の比例選挙区永年第一位についてゴタゴタがありましたね。一応「老害」とか、年齢差別っぽい話になりましたけど、マスコミのはほとんどメタメタなひどい議論でした。

  • まず第一に、年齢で区切る定年制は単なる年齢差別。しかし癒着防止と後進育成のためにベテランが席を空けることも必要。すなわち議員歴で区切れば良い。まあ中曽根氏の場合はこれでもアウトでしょうけど。同時に2、3世議員なんかの多くはひっかかるんじゃないでしょうかね。
  • 第二に、比例代表を得られなかったこと自体は差別でもなんでもない。被選挙権を奪われたわけじゃなし。永年第一位なんてのがそもそも異常なわけで、実力に自信があるなら小選挙区で堂々と戦えばいいだけのこと。むしろそれでこそフェア。

一人くらいこういうコメントするかと思ったけど、僕は聞けませんでした。