大学院はてな。タイトルに特に意味はないのですが。

博士余りを受けて最近出た総合科学技術会議の人材委員会報告書「科学技術関係人材の育成と活用について」http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/jinzai/haihu11/siryo1.pdf
全般に高校生の作文みたいな文章でアレなんですが、さらに笑えるポイントがあります。

量的な不足(不足感)
分野により異なるが、特に、情報通信、ライフサイエ
ンス、ナノテクノロジー・材料、環境、及び製造技術の
分野で不足感が強い。

だから余ってるんですってば。 なんですか(不足感)って。

人材の活用
個々の組織や職種の間に壁があるため、所属する組織や
従事している職を変えることが容易でなく、また、組織や
職を変えることを避ける風潮が根強い。人々は安定的な組
織に所属することを志向し、一旦所属すれば、自らの発想
とリスクに基づく挑戦よりも組織内秩序に基づく安定を選
択しがちである。

まず隗より始めて下さい。科学技術というより、もっと大本の問題です。
あとは

【方向7】児童生徒が科学技術に興味や関心をいだき、発展さ
せてゆく能力を築くため、初等中等教育段階で多様性
や創造性を伸ばす取組を支援する。

まだ言ってます。分からない人達ですねぇ。多様性や創造性は伸ばすもんじゃないんだってば。邪魔しないことが一番大事なんですよ。

だめだこりゃ。