「ママ、ママ、お腹が痛いよ」

印象に残る、というかトラウマになってる絵本。何故か検索に引っ掛からないんですが、タイトル違うのかな?
これはホラーですよ。画面構成、セリフ、オチにいたるまで、優れた恐怖/奇妙な味系短編小説の基本をきっちり押さえた仕上がりでした。深みはないんでしょうが、面白いプロットとはこう書くんだなあというお手本だと思います。面白い物語には教訓など不要!サキ辺りに通じるものがありますね。
そうそう、コンテンツで国興ししたいってんなら、国語の教科書も退屈なO.ヘンリーなんか載せずにサキを読ませるべきですな。