科学教?

眠い頭でつらつらと。科学も一種の宗教だっていう言い方は昔からありますよね。僕としては科学は再現性と反証可能性を核とした、記述の「確からしさ」を高める方法論だと捉えてるんですが、それを教義とすれば宗教の定義にあてはまるのでしょうか?
まあそれはそれとして、少なくとも日本科学界(?)の雰囲気はちょっと宗教(教団)的ですよね。本場はやっぱり欧米で、日本はカルトって感じもあります。日本における代表的な科学カルトは

  1. 科学万能派
  2. 科学至高派
  3. 科学懐疑/否定派

こんなとこでしょうか。万能派はいわゆる文系に多く、まれに工学系にもみられる。センセーショナルな話が大好きで権威主義的。権威のあるトンデモに弱い。
至高派は理学系に多く、研究、真理探究のためには全てを犠牲にすべきだタイプ。高校生くらいまでは憧れますが、大学院生くらいになるとウンザリしてきます。
懐疑/否定派はちょっと科学を齧ったくらいの人に多く、科学技術絡みの不正や実際の研究のちまちました地味な営みに幻滅して、ときどきトンデモに走りがち。
(少なくとも日本の)科学関係者は研究対象に対しては論理的ですが、科学そのものに対してはどちらかというと宗教的なのです。