2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の理系が敗北するたった一つのシンプルな理由

残業代を払えない経営者は無能である 有能な経営者を期待したら負けである なかなか面白くなってまいりました。 経営に関することは御大二人にお任せするとして、私はこれを一種の「理系哀歌」モノとして読みました。 ですが実は、日本の技術者や研究者の社…

老いと死の時代がやってくる

猫を償うに猫をもってせよ - 20年後 こーいうとこを読むと、これから20年、すごい時代になるだろうなぁと感じます。 平均寿命がこれから大幅に伸びることはちょっと考えにくいし、むしろ団塊世代は不摂生とストレスのため平均を下げそうでもあります。 とな…

何のために勉強するのか:解答編

子供の「どうして勉強しなきゃいけないの?」→ 勉強することの具体的で直接的で切実なメリットを説明*1 どうして勉強しなきゃならないんだよ! ゆとり教育見直しに異論続出=「知識より人間力向上を」−与党 うーん。 「何のために勉強するのか」でこれほどケ…

競争について子供に教えるべき3つのこと

マルクスにさよならをいう前ににインスパイアされて。 結論からいうと、3つとは 1. 世界は競争に満ちている2. 決められたルールで競争するのは既に負けである3. 競争すべき相手を誤るのもまた負けである です。 1.世界は競争に満ちている 確かに、世の中…

具象は抽象、抽象は具象?

ちょっと前の科学論のところで「抽象とは何か」についてなんとなく考えていて、ちょっとゲイジュツ方面についてまでヨタが回ってきたので書いてみます。 こないだ科学は現実世界を抽象化した「地図」である、といったように、「抽象化」というのは大体、ごち…

そろそろオールを離してもいいのでは

「宙船」、いい曲ですな。私も紅白で見ました。 その船を漕いでゆけ お前の手で漕いでゆけ お前が消えて喜ぶ者に お前のオールをまかせるな 歌詞もいい。 んですがコレ、若いもんが奮起するならともかく、中島みゆきだけに団塊の皆さんが燃えてしまって「日…

「バカになれ」といわれてバカになる人

って、真面目杉じゃなかろうか。 「バカの壁」の中に立てこもれ 私は基本的に不真面目だし、他人の期待する「バカ」なんざツマランと思っちゃうんですよね〜。 日本人はやっぱり真面目なのかな。

追悼・Michael Brecker

Saxophonist Michael Brecker succumbs to cancer 現代テナー・サックスの巨匠、マイケル・ブレッカー氏が57歳の若さで亡くなりました。 ポスト・コルトレーンにおいて最も個性的で完成度の高い演奏体系を構築し、ある種メカニカルとも感じられる独特かつ圧…

マインド・ハックから脳を守る二冊 〜その2・基礎理論編〜

さて、1を書いたからには、2を書かねばなりません。 第二段はその名もMind Hacks ―実験で知る脳と心のシステム作者: Tom Stafford,Matt Webb,夏目大出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2005/12/01メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 14人 ク…

マインド・ハックから脳を守る二冊 〜その1・実践編〜

お正月は主に本を読んだり攻殻機動隊S.A.C.を観たりしておりました。 課題図書にしていたのは前から気になっていたコレ。影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか作者: ロバート・B・チャルディーニ,社会行動研究会出版社/メーカー: 誠信書房発売日: 1991/09/…

のっそりとですが

明けましたね。 今年もはてなでインプロヴァイズ。